しがない書店員のひとりごと

ぼんやりな日々の記録

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本屋仕事は体力仕事。

未だに、「本屋さんて楽そう」というイメージが根強いかんじですが、
本屋という仕事は決して楽ではありません。
寧ろ体が資本ともいえます。
ある程度、体力がないと、ほんっとにやっていけない仕事です。

店には雑誌や書籍は100冊単位で入荷してきますが、
それらは全て梱包された状態でやってきます。
梱包された束は、ひとつ5kgから15kgくらい。
書籍にいたっては、20kgくらいある時もあります。
それが50個だったり、100個だったりします。
運搬業者さんは、所定の場所(搬入口)におろすだけなので、
そこから売場などに運ぶのは私たち店員の仕事です。
ちなみに搬入口から売場までは大変遠いです。

ほんっっっとにしんどいです。

−−−

なんでこんなこと書いてるかというと、
今日は実用書の定番入れ替えの日だったんです。
定番というのは、取次が「これ売れるから置いときなよ!」と決めた商品のこと。
その時その時に売れているものだけではなく、
長年に渡って売れ続けているロングセラーが中心で、
年に一度、ごっそり入れ替えることになっています。

で、今日がその日だということで、朝、出勤したら、
ばかでかい段ボールが山のように積まれていました。
その数、普通の補充や新刊の書籍と合わせて、100個近く。
ところどころ傾いていたりして、とても危険です…。
ちなみに定番が入れられている段ボールはかなり大きいものなので、
重さは多分、ひとつ15kg〜20kgくらいじゃないかなと思います。
それが100個近く積まれてるわけですよー…。
そして、それを売場までまた運ばないといけないわけですよー…。

しかも今日はJJやCanCamといった女性誌の発売日でもあったので、
雑誌の方も100個くらい、束が来てました…。
そっちもひとつ5kg〜15kgくらい。
そしてこれも売場まで運ばないといけなくて…。

−−−

そんなわけで今日は、いつも以上に朝からぐったりでした。
更に夕方には、段ボール20箱ほどの返品も片付けて運んだので、
またまたぐったりです。
もう若くはないので、けっこう応えます…。

−−−

でもこんな私も、昔は「本屋って楽そう」とか思ってました。
実際、以前働いていた本屋は割と楽でした。
勤務中に本読んだりとかはなかったですけど、
とりあえずレジだけやればそれでいいからー的な職場だったので、
特に重い荷物を運んだりというのはなくて、
本に囲まれて、のんびり仕事してました。

認識を改めるようになったのは、というか、改めざるをえなかったのは、
今の職場に来てからです。
以前の本屋とは立地条件も客層も全く違うというのが大きいですが、
正直、働き始めの頃は辛くて辛くて仕方ありませんでした。
でも時間に経つにつれてだんだんと慣れ始め、
「本屋ってこういうもんなのか」と思うようになってきました。

今でも、求人を出すと「本屋って楽そうだから」という理由で来る人は多いです。
実際に採用されて「こんなにしんどいとは思わなかった」と言う人もいます。
どの本屋もしんどいというわけではないですが、
どの本屋も楽というわけではないことは知っておいてほしいです。

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